4人のアーティストをフィーチャーしたVans and MoMA限定コレクション第二弾を発売

ニューヨーク近代美術館MoMAのミュージアムショップ「MoMA Design Store(モマ デザイン ストア)」は、2020年9月にリリースされた第一弾に続き、Vans and MoMAのコラボレーションコレクションの第二弾を2020年11月11日(水)より数量限定で発売を開始した。

世界中のクリエイティブな表現と個性をさらに刺激しようと、今回のリリースではエドヴァルド・ムンク、ジャクソン・ポロック、リュボーフィ・ポポーワ、フェイス・リングゴールドの4人のアーティストにフィーチャー。作品から得たインスピレーションを、フットウェアとアパレルコレクションに落とし込んでいる。

代表作「叫び」(1895)で“無限の叫び”と“怒り”を描いたエドヴァルド・ムンク。この作品をプリントしたバックパック、Tee、プルオーバーパーカー、フットウェアからはEraがラインナップする。

アクションペインティングの先駆者であるジャクソン・ポロックは、ロープ状に絵の具を投げつけたり、流し込んだり、肉体を存分に使った方法で絵を描いてきいる。ポロックの「One:Number31, 1950」(1950)が、半袖のボタンダウンシャツとキャップ、Authenticにデジタルプリントされている。

色、線、図形を使って、動きとダイナミズムを表現した立体的な作品を制作することで“構築する”というアプローチで絵画を表現していたリュボーフィ・ポポーワ。ポポーワの「Untitled」(1917)をSk8-Hiの内側と外側のサイドパネルへ踏襲。彼女のアバンギャルドなビジョンをフットウェアに反映させている。

フェイス・リングゴールドは、画家、作家、彫刻家、パフォーマンスアーティスト、教育者、活動家であり、その作品は人種差別や社会的不正などの問題を浮き彫りにしている。VansとMoMAのキュレーターがリングゴールドと緊密にコミュニケーションし、コラボレーションした結果、フェミニズムポスター作品である「Woman Free Yourself」(1971)をEraの左足に、アンジェラ・デイヴィス（Angela Davis）逮捕当時の響きが込められた「Woman Freedom Now」(1971)を右足に表現。リングゴールドの強力な言語は、リバーシブルのバケットハットと長袖Tシャツにも落とし込まれている。

バケット ハット(リバーシブル)
5,500円+税

もうひとつのフットウェアスタイルであるSlip-Onは、リングゴールドによる最初の抽象化のシリーズで1970年代に描かれた「結婚の窓(The Windows of the Wedding)」からインスピレーションを受けて製作されている。側面には、「私の母親は、半分の成果を収めるために他の人よりも2倍努力すると述べた」というリングゴールドの手書きによる一節が表現されている。

芸術の秋に相応しいVansとMoMAのコラボレーションコレクション第二弾は2020年11月11日(水)より、全国のMoMA Design Store、 VANS STORE、その他一部取扱い店舗にて販売中だ。創造的な表現力を身に纏い、今年の秋は芸術への関心を高めてみてはいかがだろうか。